一般にムク材に比べ、反りや縮み、ねじれがたいへんに少ないという特性のある集成材は複数の板材を圧縮して製造され、一本の木から製材した無垢材の1.5倍もの強度があります。さらに、バランスの良い強い構造をつくるためには、構造材一本一本の強度・品質が均質で、明確であることがとても重要になってきます。ミライホームでは柱や横架材に最高ランクを誇る集成材を採用しています。この確かな「強度品質」で大切な住まいと家族を守ります。
柱の間に斜めに筋交いを入れただけの軸組の壁では、地震の力が点に集中して軸組が壊れやすくなります。ミライホームでは軸組工法に丈夫で水平強度に優れているOSBパネルを外壁下地材に使用し、軸と面の両方で住まいを支えます。隙間の無い箱のように一体化されたモノコック構造により、地震や台風などの外力を面全体で分散して受け止めるため、接合部への力の集中を緩和、高い剛性を発揮します。また、OSBパネルは断熱性、気密性、防虫性にも優れています。
従来の工法では床に12mm程度の厚さの床下地合板を受ける根太と呼ばれる角材がありました。しかし、根太は地震の横揺れには抵抗できません。そこで<根太レス工法>では根太を無くし、代わりに床下地合板を従来の2.3倍以上の28mm厚にして、910mm間隔に配置された床梁に直接貼り付けます。耐力壁同様、住まいに加わる力を点ではなく、面全体で受け止めることで耐震性が向上します。火打ち梁を使った工法に比べて、数倍も床が変形しにくいといわれています。
下記3つの考えに基づいた対策が施され、万が一の火災時にも避難時間を十分に確保できる性能を持っていると
公約に認められた構造のことです。
建物を設計する敷地に対しては、すべてスウェーデン式サウンディング試験による地盤調査を行います。
地盤調査の結果により、補強が必要な場合は、表層地盤改良工事・柱状地盤改良工事・支持杭工事など、最良の施工方法を検討し、安全な基礎設計を全棟行います。