目次
壁紙は部屋の印象を大きく左右する重要な要素です!
しかし、選び方を間違えると「理想の空間」から遠ざかってしまうこともあります💦
今回は、壁紙選びで失敗しないためのポイントを押さえ、「理想の空間を実現する方法」をご紹介します!
新築やリフォーム・DIYなどで壁紙を選ばれる方は、ぜひ参考にしてみてください✨
■壁紙とは
壁紙は室内の壁面や天井を装飾するための素材で、
紙、ビニル、布などの材料で出来たシートの総称。
(別名クロスとも呼びます。)
石膏ボードなどの下地の上から貼ることで、下地を保護し、長持ちさせる役割も果たします。
■壁紙の選び方
1.壁紙を選ぶ際の準備
- どのようなインテリアにしたいかイメージをする
家づくりで壁紙を決めるのは、打合せ終盤。
壁紙を選ぶ段階まで進むと、
お好みのインテリアをイメージしながら、水廻り設備や床、ドアなど室内のデザインを決めているのではないかと思います。
床やドアを選んだ時と同じく、真っ白なキャンバスに色を入れる感じで、
お部屋の壁にも色を加えるとより印象が変わります!
改めてどのようなインテリアにしたかったのか再確認すると、
スムーズに決めることができ、統一感のあるお部屋に仕上がります🛋
インテリアテイストを決めていない場合
SNSや雑誌などで、たくさんのインテリアスタイルが紹介されています!
例)「カフェのようなお家」・「ホテルライクのようなお家」など
上記の他にもいろんなテイストがあります!
床やドアが同じような施工例をみて、「いいな」と思うものをピックアップしてみると、自分の好きなテイストの傾向が見えてくるはずです。
2.壁紙を選ぶ
□壁紙は種類が豊富!
壁紙はさまざまなメーカーから販売されています。
色や柄などのデザイン性があるものの他に、機能性のある壁紙もあり種類が豊富。
~ミライホームで取り扱っているメーカー~
・sangetsu/サンゲツ
日本国内で人気の高いメーカーで、デザインや機能性も豊富。
・Lilycolor/リリカラ
モダンなデザインが豊富。おしゃれなインテリア上級者によく選ばれているメーカー。
・SINCOL/シンコール
ベーシックなデザインで機能性壁紙が豊富。光の反射で明るさをアップするなど省エネに貢献する機能性の壁紙がある。
・TOKIWA/トキワ
デザイナーや消臭剤ブランドなどとコラボしており、和風から洋風まで幅広いデザインの壁紙、機能性の壁紙を多く取り扱っている。
・TOLI/東リ
不燃認定壁紙専用の見本帳があり、シンプルながらもさまざまなデザインが収録されている。
□カタログの種類
・500番台クロス
比較的安価な量産クロスで、シンプルなデザインが多いのが特徴。コストを抑えたい場合や、広い面積に貼る場合に適している。基本的な機能は備わっており、一般的な住宅や賃貸物件でよく使用される。生地が分厚いため下地の影響を受けにくくキレイに仕上がりやすい。→リフォームにも向いている。
・1000番台クロス
高品質でデザイン性の高い壁紙が揃ってるが、コストはやや高め。防汚、防カビ、消臭などの高度な機能が付加されているものが多く、リビングや寝室などのこだわりたい空間に最適。多様なテクスチャーや色合いがあり、インテリアに合わせた選択が可能。生地が薄い壁紙が多く、下地の影響を受けやすい。→ものによってはリフォーム向きの商品もある。
※リフォームの方はリフォームにおすすめの壁紙を厳選したカタログもあります!
①インテリアテイストに合わせて選ぶ
壁紙はインテリアのテイストに合わせて選ぶことで、空間全体の統一感が生まれます。
たとえば、上でご紹介したインテリアテイストたちは・・・
・カフェ風
温かみのある色合いやヴィンテージ調のデザインが特徴。木目調やレンガ柄の壁紙がカフェのような雰囲気を演出。
・北欧風
明るくシンプルで機能的なデザイン。白を基調に、ブルーやグリーンのアクセントカラーを取り入れた壁紙が合う。
・ホテルライク
高級感と落ち着きを兼ね備えたデザイン。ダークトーンの単色やダマスク柄の壁紙がホテルのような雰囲気をつくる。
・和モダン
伝統的な和の要素を取り入れたモダンデザイン。和紙風や竹柄の壁紙が合う。
・ナチュラルモダン
自然素材とモダンなデザインを融合。柔らかいベージュやグレー、木目調の壁紙が適している。
・アジアン
異国情緒あふれるデザイン。バンブー柄やエキゾチックな花柄の壁紙がアジアンリゾートの雰囲気をつくる。
・インダストリアル
工業的な要素を取り入れたデザインスタイル。コンクリート調やレンガ調の壁紙が適している。
・ナチュラル
自然素材や柔らかい色合いを使ったデザイン。ベージュやグリーン、木目調の壁紙が合う。
しかし、柄や色などのデザインだけで壁紙を選んでしまうと失敗してしまうかもしれません・・・
壁紙の素材や質感・性能などを見て選ぶのもとても重要です!
*壁紙の素材
・ビニル
塩化ビニル壁紙が主流で、メンテナンス性が良く、あらゆる場所に施工ができる。耐水性や耐久性に優れ、汚れがつきにくいのが特徴。掃除がしやすく、キッチンやバスルームなどの湿気が多い場所に適している。
・ビニル以外
和紙、織物、珪藻土など素材系壁紙。自然な風合いと温かみが特徴。ただし、水回りには不向きで、メンテナンスが難しい場合がある。吸音性や断熱性に優れているため、リビングルームや寝室に適している。
*テクスチャ―(質感、壁紙の表情、風合い)の違い
インテリアテイストに合うテクスチャーを選ぶこともポイントの1つ!
メインの壁紙で白やグレーなど単色が使われますが、テクスチャーによって同じ色合いでも印象が異なります。
・織物調
シルクや絹などの風合いを表現したもの。上品で高級感があり、リビングや寝室に適している。
・石目調
ぬりかべ、砂壁、レンガやモルタルなどの表面感や凹凸を表現したもの。インダストリアルやナチュラルなインテリアに合っている。
*生地の厚み
・厚い壁紙
厚い壁紙は、下地の影響を受けにくくキレイに仕上がりやすい。
・薄い壁紙
ペラペラとした薄い壁紙は、下地の影響を受けやすく凹凸が目立つこともある。
*機能性壁紙
機能性壁紙にはさまざまな機能があり、
各お部屋によって機能を使い分けるとより快適な暮らしにすることができます。
・キズ・汚れに強い
耐久性が高く、日常生活での小さなキズや汚れに強い壁紙。ペットや小さなお子様がいる家庭に最適!
・消臭・抗菌機能
気になるニオイを吸着する機能により、室内の空気を清潔に保つ効果がある。また、細菌の繁殖を抑える機能もあるため、キッチンやトイレ、ペットのいるお部屋におすすめ!
・湿度コントロール
調湿機能を持つ壁紙は、湿気を吸収・放出して室内の湿度を適切に保つ。カビやダニの発生を防ぎ、快適な空間を維持する。湿度が高くなりやすい、脱衣室や洗濯物を干すランドリースペースなどにおすすめ!
~リフォームに適したおすすめの壁紙~
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リフォームは新築とは異なり、壁紙を剥がしているため下地に影響されやすいです。
下記3つのおすすめ壁紙を選ぶと施工がしやすく、キレイに仕上がりやすいですよ。
※間取りを変えるなど大きな工事をするリフォームで下地から変える場合は、
下地が新品ですので、壁紙を選ぶにあたり特別気を付けるポイントはありません。
①厚みのある壁紙
下地の凹凸をカバーしやすく、耐久性も高いためリフォームに最適。
②表面に凹凸のある壁紙
視覚的な効果で下地の凹凸を隠し、立体感を持たせることができる。
③柄のある壁紙
柄のある壁紙も、視覚的な効果で下地に凹凸がある場合でも気になりにくい。部分的に柄があるものより、全体的に柄があるタイプがおすすめ。
※上記3つの壁紙でも下地の状態や、光の当たり具合によっては下地の凸凹が見える場合もあります。
3.大きいサンプルで色を確認する
カタログの小さな張り生地では実際にイメージしにくいですよね・・・
カタログに貼っている小さなサンプルと実際の広い面積に貼るのとでは、色の見え方や感じ方が異なります。
例えば、小さなサンプルを見て暗い・濃いなど感じる商品も、大きなサンプルで見ると思ったより明るく・淡く見えることがあります。
気になった商品があれば、A4サイズのサンプルをメーカーさんからお取り寄せしますので、ぜひお声がけください!
■まとめ
壁紙はどれを選んだらいいのか悩んでしまいますよね・・・
今回ご紹介した「理想の空間にさせる方法」のブログを思い出して、選んでみてください!
統一感のある理想の空間にするには、
インテリアテイストに合ったデザインを選ぶのはもちろん
素材や質感などのテクスチャー、性能などにも着目して選ぶのも重要です。
リフォームの場合は、
・厚みのある壁紙
・表面に凹凸のある壁紙
・柄のある壁紙
3つのポイントも意識して選んでみてください!
これらのポイントを押さえて、理想の空間を実現化させましょう!
皆さんのイメージする空間に仕上がるように、ぜひお力添えさせてください!一緒に理想のインテリアスタイルを作っていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
次のブログでお会いしましょう!
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